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尖圭コンジローマの治療法は?

2020年02月23日
病原体

尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルス6、11型などのヒトパピローマウイルスに感染することによって発症する性感染症です。
ヒトパペローマウイルスそのものは全部で100種類以上のタイプがあり、将来がんとなる危険のある悪性腫瘍と将来がんになる可能性が少ない良性腫瘍に分けることができます。
ヒトパピローマウイルスの中でも悪性のものは子宮頸癌や陰茎癌になる可能性もあるため注意が必要です。
そのため、尖圭コンジローマの症状が確認できた場合には、早期に診断・治療を受けるようにすることが大切となります。

尖圭コンジローマの代表的な症状としては感染部にイボのような腫瘍があらわれます。
この症状は男性女性ともにあらわれる症状です。
女性の場合は自覚症状が少なく感染していることに気づきにくい性感染症であると言われています。
女性の場合、イボ以外にほとんど自覚症状がないことから症状に気づかず放置してしまうことがほとんどです。
症状が進行してイボがかなり大きくなってから、歩行時などに違和感を覚えて発見されることが少なくありません。

尖圭コンジローマは通常の性行為によって感染するだけではなく、オーラルセックスやアナルセックスによっても感染する可能性がある性感染症です。
尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルスに感染したとしても症状があらわれるまでにはしばらく時間がかかります。
感染してからイボのような腫瘍が確認できるようになるまで、3週間から8ヶ月程度の期間が必要です。
イボのような腫瘍ができても痒みや痛みのような自覚症状がほとんどないため、知らない間にイボの数が増えたり範囲が拡大したります。

尖圭コンジローマは再発率が非常に高い性感染症であるため、長期的な治療が必要です。
治療によって特徴的な症状であるイボがみられなくなった場合でも、しばらくは治療を続ける必要があります。
ヒトパピローマウイルスを完全に消滅させることは困難であるため、根気強く治療を続けることが大切です。

尖圭コンジローマにはイミキモドが効果的

尖圭コンジローマの治療は大きく分けて2つの種類に分けることができます。
塗り薬による治療と手術による治療です。イボのような腫瘍ができている箇所や数、大きさなどに応じて治療方法を選択するようにします。
尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスに感染することによって発症する性感染症であるため、手術による治療を行ってイボのような腫瘍を取り除いただけでは再発の可能性が高くなってしまいます。
ヒトパピローマウイルスは粘膜や皮膚の微小な傷から侵入するため、手術だけは根治になかなか至りません。そのため、手術による治療だけではなく、塗り薬の仕様が効果的です。

塗り薬としてよく活用されている代表的で効果的な治療薬としては、ベセルナクリームとイミキアドクリームを挙げることができます。
一般に、ベセルナクリームが尖圭コンジローマの第一選択薬として推奨されています。
イボに直接することによって、ウイルスに対する免疫力を高めウイルスの増殖を抑えます。
ウイルスの感染細胞の増殖を抑えることによってイボを消失させます。
多くの場合、原因ウイルスを完全に除去することは困難であるため長期間の塗布が必要です。

尖圭コンジローマの治療薬としては、ベセルナクリームが第一選択薬ですがベセルナクリームにはジェネリック医薬品があります。
それが、イミキアドクリームです。
ベセルナクリームのジェネリック医薬品としてイミキアドクリームはイミキモドを主成分とする塗り薬で再発率も低いとされています。
長期間の治療が必要となる尖圭コンジローマの治療薬として、イミキモドを主成分とするイミキアドクリームは価格も安く、長期的に活用しやすいことが特徴です。
副作用も少なく、ベセルナクリームのジェネリック医薬品として広く活用されているので安全性も高いです。

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